夜明け前がいちばんくらい

東京に生きる生きにくいわたしの記録

上の空なのはいまに始まったことではないが

宇多田ヒカルのnewアルバム、iTunesで買ってはいたけどまだ、聴いてなくて。

今SONGS見てて泣けた。

今日、今だから余計に身に沁みる。

 

結局、手術のあと、彼が迎えに来て、彼の家で少し休んで帰りました。

驚いたことに?彼はわたしを「彼女」だと思ってくれていたようです。

え?彼女いるよね?と思いますが、それはわたしが以前望んだことで。

 

あの子のいる世界Aではあの子が彼女

わたしのいる世界A'ではわたしが彼女

 

それでいい、それだけでいいってね。

 

他者を巻き込まず、ギャラリーのないところでする恋愛は果たして恋愛なのか?

という議論はあるかもしれないけれど、

わたしたちは、わたしたちでA'の世界で生きていればそれでよいのです。

 

よかったのです。

 

でもね。

うん、さすがにこんなことになってしまって、それでもなおこの関係を続けていくのかは、いくら場当たり主義のわたしでも考えるところはある。

だって、そうでしょう?

 

身体の関係からはじまり、まあ今は恋人かもしれないけど(お互い他にもいる)、

たかが1カ月の付き合い。

なのに妊娠して中絶して。

ふっつーに考えたら、は?やばくない?今すぐ別れるべき、てか、いいきっかけだよ、

よく聞いて?すべてを失くす前に全速力で彼から離れなさい!

だよねぇ。。

 

でも。

それなのに。

彼があまりにもわたしのことを愛しい眼差しで見るので。

あれ?こっちの世界がただしいんだっけ?

こんなに光に包まれているし。

といつも錯覚してしまう。

 

その光はあたたかく、やわらかく、

ほんのり甘い匂いがして、わたしを包み込む。

ああ、よかったなにも、なにもまちがっていない、と安堵して

わたしはまた眠る。

 

目がさめるといつもの家。

これはこれでわたしが勝ち取り築き上げたお城。

これも壊せない。

 

けっきょく欲張りなだけ?

その報いが今回のこと?

 

どうなるんだろうこれから。

とりあえずフランス×アルゼンチンが始まってまったく何も考えずにこの文章を打っている。

 

いつもいつでも上の空。

 

 

あー!!PK!!!